イギリスのアングリア・ラスキン大学の研究者が行った最近の研究によると、コーヒーの摂取量が多い女性は体脂肪率が低い傾向にあったとのこと。
体脂肪率とコーヒー摂取量の関係
この研究は2003年~2004年、2005年~2006年の2回に分けて調査が行われたものです。
20歳~69歳の男女のコーヒー摂取量と体脂肪率の関係を調べています。
1日のコーヒーの摂取量によって下記の6グループに分類。
①コーヒーを飲まない
②0.25杯未満
③0.25~1杯未満
④1杯
⑤2~3杯
⑥4杯以上
その上で、参加者の身体をスキャンして体脂肪率を測定しました。
コーヒー摂取量の多い女性は体脂肪率が低い
コーヒーの摂取量と体脂肪率の関係を調査した結果、
・コーヒーの摂取量が多い女性は、飲まない女性に比べて体脂肪率が有意に低い
・20歳~44歳の女性は、コーヒーを1日に2~3杯飲んでいる場合に体脂肪率が低い
・45歳~69歳の女性は、コーヒーを1日に4杯以上飲んでいる人は体脂肪率が低い
といった結果になっています。年齢によって体脂肪率が低くなるコーヒーの量が異なるのは面白いですね。
ちなみに男性はまったく関係ないのかというとそんなことはなく、
・20歳~44歳の男性で、1日に2~3杯のコーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて体脂肪率が低い
とのことです。